カルタショベルカー

ショベルカーをご存じだろうか。

 

ご存じない方は回れ右で大きめの工事現場に行くか想像してください。

使われていないショベルカーの置かれ方は3種類ある。もっとあったとしても私が見たことないのでそれはもうやめよ、ほじらないで。

まずはこれらを見てほしい。

 

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一つ目はお上品なつま先立て型である。人が乗っているのは気にしないでほしい。

ふすまを開けるとこのような体勢でショベルカーが出迎えてくれるようなことも、今の時代はなくなってしまった。

 

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二つ目は男らしいゴリラ型である。地面に直接だとゴリラっぽいが、盛り土の上にアームが載せられてあると反省する猿のようにも見える。

 

 

ここまででついて来れていない方はいないと思う。

 

 

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三つ目が問題のちはやふる型である。

上の句の3文字目には対応する札に手を伸ばす瞬発力、躍動感が感じられるだろうか。

キャタピラはもはや正座する足にしか見えないはずである。

 

ここで本来ならかるた取りをするキャンワイイ女の子(振り袖はお姉さんのお下がり。好きな漢字は「飛」。羽が生えてるみたいなんだもん。)を比較対象として載せるべきであると思う。

しかしあえて載せない理由は、議論すべきは本当に似ているかどうかではなく、感じられるかどうかだからである。

わかりやすい話をするつもりなど毛頭ない。ざまあみろ。

 

理解できた皆様におかれましては、寒さも厳しいこの季節、ゆめゆめご自愛ください。

 

 

 (画像引用元)

http://heavyequipmentinfo.blog.fc2.com/?tag=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC

http://winker-ws.net/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC/

 

こんちゅうのおもいで

虫が好きな子どもだった。

 

 

春から秋にかけては、チョウを追いかけトンボにいなされカブトムシに魅せられる

そんな教科書みたいな幼少期だったように思う。

 

そんな中、最も身近で最も採りまくったのがセミである。(採った後はご想像にお任せする。放置だ。)

 

地元はクマゼミが多く、アブラゼミは少なかった上にヤツらは高いところに止まるし警戒心が強くすぐ逃げるのでレアキャラ扱いだった。今考えるとこちらがにぶちんだっただけだったが。

その他にニイニイゼミ、ヒグラシは鳴き声のみ確認した。信じてほしい。

 

所変わってある日の図書の時間である。(懐かしいね)

当時は小説にあまり関心がなかったため、昆虫図鑑を開いて眺めていた。

まだ見ぬニイニイゼミはこんな形なのか、あの鳴き声はヒグラシだったのかとセミのページを開いていたときに違和感に気付く。

 

 

セミ、気持ち悪くないか?

 

 

なぜ目と目の間からストローが飛び出ているのだ。

なんだその額の三つの点は。

そもそもお前、アブラゼミの後に載っているじゃないか。だっせぇ。

羽の模様もセンスがない。

 

そう考え始めるともうおしまいである。

体調不良を訴え保健室へと向かった。

セミよ、もうちょっとやりかたがあったんじゃないか

自己紹介の難易度

星5つです。

 

自己紹介って異常に難しくないですか。

 

どの程度ふざけていいのか、失敗したらスベりまくった挙げ句、市中引き回しのうえ打ち首獄門にされかねません。(※平成の時世ではされないようです)

自己紹介をしなければいけない時点で距離感がつかめていないのにどうしろってんですか。

 

そんな絶望的な状況に革命を起こしたのは、日本橋ヨヲコ先生の短編集のとあるシーン。「必殺技はありません。」という一言。

 

ある種の感動とともに脳髄に走る衝撃と、先を越されたという悔しさ。

なんてスマートなんだ。。。